御蔵島・三宅島旅行記 その1

10月上旬に御蔵島と八丈島に行ってきたので、その記録。

出発前

何となく伊豆諸島でも行こうかな~とか思ってネットで調べてたら、御蔵島でイルカと泳げるということを知った。これは、もうここに行くしかないだろうって計画を練った。

ホントは9月に行こうと思ってたのだが、仕事の都合がつかなくて断念。10月上旬に休めそうな目処がついたので、御蔵島の民宿にFAXで予約申し込み。オフシーズンで平日だったこともあり、直前にもかかわらず無事2泊確保。

八丈島の宿とレンタカーも予約して、とりあえず寝床の確保は完了。

イルカウォッチングに必要な機材はレンタルすることにした。シュノーケリングは経験あったのだが、ウェットスーツを着るのは初めて。「ウェットスーツって下に何着るんだろうか?」というあたりから知らなくて、ネットで調べて競泳用水着やラッシュガードを着用することが多いらしいことはわかった。しかし、すでにスポーツ用品店のウォータースポーツ売り場は残り物のみの状態。しかたなく、サイズが合わないリスクを覚悟でAmazonで購入。

カメラは水中撮影用使い捨てカメラをヨドバシで購入。なんとか、必要なものは揃えた。

1日目

御蔵島には飛行場はないのでフェリーかヘリコプターでしか行けない。で、普通はフェリーで行く。当然私もフェリーを選択。ところが、このフェリーが潮が悪いと島に接岸できないってことがけっこうな頻度であるらしい。

ネットの運行状況を見ると昼過ぎても「天候調査中」のまま。無事出港することを願いながら、荷物をカバンに詰めることに。

必要そうな荷物を並べてみるとけっこうな量に。どれを省略するかあれこれ悩みながらなんとかバッグに荷物を詰めた。

さらに食料もつめる。御蔵島は小さな島なので、当然コンビニみたいなものはない。フェリーは早朝に着くので、朝食は持参するのが普通らしい。フェリーが朝接岸できなかったときのことも考えてちょっと余分に持って行くことにする。

御蔵島行きのフェリーは朝に御蔵島に接岸できなかったら、そのまま八丈島まで行く。そして、東京に引き返す途中の昼にもう一度御蔵島に寄港するので、朝はダメでも昼には御蔵島に上陸できる可能性がある。

夕方に運行状況を調べると、「条件付き出航」になった。天気もそんなに悪くないので、これなら行けるはず!と、出立。

「条件付き出航」とは、とりあえず出港はするけど、接岸できずに通過するかもって事だが、御蔵島行きはこれが普通で「条件付」が外れることはないらしい。

22時 竹芝桟橋出航。デッキでレインボーブリッジの下を通過するのを眺めてから寝床へ。2段ベッド構造の特2等室にしたのだが、エンジン音というか振動が気になって、なかなか寝れなかった。

2日目

朝6時 御蔵島に接岸。第1関門クリアにほっとする。 民宿の人が迎えに来てくれた車で宿に向かう。迎えに来てくれた宿のご主人はイルカウォッチング船の船長でもあるのだが、海の濁りが気になるご様子。夜に降った雨で川から泥が海に流れ込んでいて、海が濁るとイルカが下に潜ってしまって見えなくなってしまうのだそうな。 イルカウォッチングは午後に予約していたのだが、午後はもっと濁りがひどくなるかもしれないとのことで、午前に変更してもらった。

朝8時、イルカウォッチングに出発。 晴れてきれいな虹が見えたと思ったら、スコールのような雨に打たれたりと、変化の激しい天気。激しい雨が顔に当たると痛いので水中マスクで防御。船の上でマスクが役に立つとは思わなかった。


島の沿岸沿いに少し進んだところでイルカ発見。さっそく、海の中へ。が、久々のシュノーケルの使い方を思い出すのに手間取ってるうちに、イルカが離れてしまい1回目終了(>_<)

少し移動したところで2回目の遭遇。今度は普通に泳げたけど、イルカ速い!!あっという間に通り過ぎて行ってしまった...

この後、イルカの姿を求めて島の反対側に向かうも、大荒れの海の中、波の上を跳ねるように進むアトラクション状態、しかもイルカの姿なし。仕方なく、波がなだらかなところに戻って潜り、魚を見たりして終了。残念ながら、この日はイルカと泳ぐという目標は達成できなかった。

宿に戻った後はしばらく昼寝。昼過ぎに昼食を取りに町へ、ついでに港や町をぶらぶらした。天気はすごく良くなってて、海も濁ってなかった。イルカは午後にすれば良かったな。

3日目

朝8時、2回目のイルカウォッチングに出発。

天気は晴れ。島を時計回りに進む。しかし、イルカの姿がない。島を3/4ぐらいまわり、これは今日もダメかもしれないと思い始めたところで、前方に別の船が止まっているのを発見。

そして、ついにイルカを発見!しかも、大量に群れをなしていて、海面を飛び跳ねているのまでいる。

早速、海にエントリー。いっぱいいたー(@_@)

しかも、イルカの方からこっち来た。特に人に警戒することもなく、次から次へと通り過ぎていく。

さらに、私の下をゆっくりまわるように泳いでくれる子もいた。島のイルカのほとんどがここに集まっていたらしい。

ついにイルカと泳げたよ\(^O^)/ 3回エントリーして、いっぱいイルカと泳げました。船長はさらにイルカを追いかけてくれたけど、潮が荒れているところにイルカが行ってしまったので、これで終了。

今回の旅の主目的は達成できた。

午後は島の中を歩いた。

山はガイドの同行が必須だし、昼からだと時間もないので、ガイド不要の散策コースを行く。

11時 宿を出て、まずはタンテイロの森へ。ちょっとぬかるんでいるけど、コースは整備されているので特に問題なし。ただし、蜘蛛の巣だらけ。汚れても良い服じゃないとダメだね。道路に戻り、里に出て昼食。

里から黒崎高尾の展望台に向かって、島の西側の道路を歩く。展望台入り口までは舗装された道路だけど、やや登りなのでけっこうしんどい。ガイドマップでは2時間となっていたが、私の足では2時間半掛かった。

14時 展望台入り口に到着。宿の人に車で送ってもらったらしい、別の観光客に出会う。2時間かけて歩いてきたことを知ると驚いてた。 さらに林の中に入ってしばらく進んで、展望台到着。 海からまっすぐ切り立った崖の上、高さ480mに作られた展望台。眺めは良いけど、下を見ると怖いよ(>_<)


帰りは下りなので、往路よりは速いペースで戻れた。

20時 星を見に外へ。宿の裏手に行くと外灯の明かりが遮られて、星がよく見えた。天の川を久しぶりに見た。三脚使って天体撮影もやってみたけど、私のデジカメでは何も写らなかった...

コメント

このブログの人気の投稿

ORACLEのCHAR型とPostgreSQLのchar型は似て非なるもの

Tomcat10 + log4j2

XBox360コントローラドライバのせいでコア分離セキュリティが有効にできない場合